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アメリカ人旅行者とメキシコ人の漁師/The American Tourist and Mexican Fisherman

有名なメキシカンジョークだってさ。

出典:
http://www.noogenesis.com/pineapple/fisherman.html

アメリカ人旅行者とメキシコ人の漁師
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The American Tourist and Mexican Fisherman
An American tourist was at the pier of a small coastal Mexican village when a small boat with just one fisherman docked.
Inside the small boat were several large yellowfin tuna. The tourist complimented the Mexican on the quality of his fish and asked how long it took to catch them.
The Mexican replied, "Only a little while."
The tourist then asked, "Why didn't you stay out longer and catch more fish?"
The Mexican said, "With this I have more than enough to support my family's needs."
The tourist then asked, "But what do you do with the rest of your time?"
The Mexican fisherman said, "I sleep late, fish a little, play with my children, take siesta with my wife, Maria, stroll into the village each evening where
I sip wine and play guitar with my amigos, I have a full and busy life."
The tourist scoffed, " I can help you. You should spend more time fishing; and with the proceeds, buy a bigger boat: With the proceeds from the bigger
boat you could buy several boats. Eventually you would have a fleet of fishing boats. Instead of selling your catch to a middleman you would sell
directly to the processor; eventually opening your own cannery. You would control the product, processing and distribution. You could leave this small
coastal fishing village and move to Mexico City, then Los Angeles and eventually New York where you could run your ever-expanding enterprise."
The Mexican fisherman asked, "But, how long will this all take?"
The tourist replied, "15 to 20 years."
"But what then?" asked the Mexican.
The tourist laughed and said, "That's the best part. When the time is right you would sell your company stock to the public and become very rich, you
would make millions."
"Millions?...Then what?"
The American said, "Then you would retire. Move to a small coastal fishing village where you would sleep late, fish a little, play with your kids, take
siesta with your wife, stroll to the village in the evenings where you could sip wine and play your guitar with your amigos."

 

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。
すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。
戻ってきたら子どもと遊んで、女房と昼寝して。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。
そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、夜になったら友達
と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」

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